あたたかい部屋
朝、家に食べものがなくて 開店時間にスーパーへ行った。朝のスーパーは人がとても少なくて、静かで、いつもとはちがう新鮮なきもちだった。
今日はまた寒くなった日。
知らなくていいことはずっと知らないままでいいなっておもった。
かつての同級生が今どうしているかとか、誰に恋人がいるかいないかとか、そういうこと。
自分の考えは人とずれていて、おかしいんじゃないかっておもうことがこれまでも今もたくさんある。いつもなにか違和感をもちながら人と関わっていくことはけっこうしんどいし、自分は独りなんだって感じてさみしくなる。だけど、こうなりたい、こうなりたくないっていう像は、はっきりあると感じている。主に心や考えかたとか、視点、生活のありかたなどについて。それがすこしだけ心の支えになっているかもしれない。
価値観って本当に人それぞれちがっていて、ちがいすぎていて、考えすぎて、自分で自分を孤独に追い込んでしまう。それがわるいことなのかいいことなのか、よくわからない。
今年の目標は、一人旅をすること
ずっと憧れていたのに、なかなかできなくてここまできた。まず、計画を立てることが苦手。それから行き方だとか、いろいろなことを調べること。すべて苦手。気が遠くなる。
だけど、いろいろな過程を通して、旅行をすることで、しているあいだ、普段の日常や現実から逃避できる、なにも考えなくていいという体験ができることを知った。とくに海外は夢の中にいるみたいで、すべてがきらきらしたものに見える。だからがんばるよ。
という話。